Blog記事一覧 > 小胸筋と大胸筋 | 日本橋 KIZUNA鍼灸整骨院|日本橋駅の記事一覧
こんにちは。山田でございます。
今回は肩こりに関係している姿勢のまき肩に非常に関係が深い小胸筋の説明をさせていただきます。
胸の筋肉として有名なのが大胸筋ですね。人間の胸部を全体的に覆っていて胸板の厚い人がピクピクさせるあの筋肉です。対して小胸筋はその名の通り小さい筋肉です。しかも大胸筋に隠れているインナーマッスルなので表面から視認することはできません。
これが小胸筋と大胸筋です。小胸筋は肋骨(第3~第5)と肩甲骨(烏口突起)に付いているのが見て取れると思います。働きとしては肩甲骨の外側を下に引く←これが猫背に関係します。同時に肋骨を引き上げる←肋骨を引き上げる動作は吸気に関係してきます。
つまり小胸筋が硬くなるとまき肩になり、息が吸いにくくなるということです。なにも良いことはないですね。
さらに神経や動脈の通り道でもあるので硬くなりそれらを圧迫しはじめるとしびれたり冷たくなったりだるさがでたりします。(胸郭出口症候群)
洗濯物を干すときや電車のつり革を掴んでいるときなどの手を上に挙げている状態の維持が難しくなります。上に挙げていると腕がしびれたりだるさがでてきて挙げていられなくなります。
簡単なテストとしては腕を外に開いて手をグーパーと開いたり閉じたりする動作を3分間(ルーステスト)できれば一応問題ないです。逆に3分できない場合は重症です。
セルフケアとしてはストレッチもおすすめですが、テニスボールでぐりぐり刺激するのもオススメです!
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